花粉症
花粉症とは一般的に、植物の花粉が目や鼻の粘膜などに接触することによって発生します。目のかゆみ・発作性反復性のくしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状をもったアレルギー疾患のことをいいます。
日本においては、スギ花粉によるものがほとんどです。花粉症の方は推測で日本国民の15%とも言われています。
猛暑の翌年は花粉の量が激増すると言われています。花粉対策は何よりも先手必勝が決め手!早めの予防がこの嫌な時期の不快感を大きく取り除いてくれます。
中国漢方で考える花粉症
人間の体にはもともと、外邪から身を守る力が備わっています。この防御力のひとつに「衛気(えき)」というものがあります。衛気(えき)は主に体表部をくまなく巡っていて、皮ふや粘膜の防御力を高め、外邪の侵入を防いでくれています。
衛気(えき)は、目に見えない透明なバリア=防御服のようなものです。 つまり衛気(えき)がないと、裸で外敵と戦うことと同じだということです。
免疫力を調整する力を正常にするには、衛気(えき)の力を高めてあげる必要があると考えます。
毎年花粉症に悩まされる方は、この衛気が不足していると考えられますので、花粉が飛散する2~3ヶ月前から衛益顆粒(えいえきかりゅう)で 皮ふ粘膜を強化(バリア構築)することをオススメします!
体質にあわせた花粉症対策
花粉症でお悩みの方は、まずは当店にご相談ください。
花粉症の方は大きく2つのタイプに分類できますが、ひとりひとりの体質によっても漢方薬が違ってきます。体質も一定ではなく、その時々で変わってきます。また、体質改善を目的として長期的に使用するものと、対処法的として症状だけを改善するものとあります。
あなたの体質にぴったりあったものであれば、およそ1週間ほどで効き目が現れるといいます。サトウ薬局ではあなたにぴったりの漢方薬をオススメします!
寒がりタイプ 暑がりタイプ 体が冷え、体内が水分過剰気味 体に熱がこもり、炎症が発生 □ 冷え性で元気がない □ 体が熱っぽく、のどが渇く □ 悪寒や寒気がする □ のどの痛みがある □ 鼻水が透明で量が多い □ 目が充血し、粘膜が赤く腫れる □ くしゃみが多い □ かゆみや痛みがある □ のどの痛みや目の充血はない □ 鼻水が黄色く粘ついている □ 鼻づまり □ 鼻づまり □ ネバネバした目やに 症状を改善する漢方薬 衛益顆粒(えいえきかりゅう)
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
心沙棘(しんさーじ)
葛根湯加川キュウ辛夷
(かっこんとうかせんきゅうしんい)衛益顆粒(えいえきかりゅう)
天津感冒片
(てんしんかんぼうへん)
心沙棘(しんさーじ)
鼻淵丸(びえんがん)
香菊花(しゃんきくか)体質改善に使う漢方薬(長期的に使用) 衛益顆粒(えいえきかりゅう)
双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)
胃腸の弱い方は・・・
星火健胃錠(香砂六君子製剤)
(せいかけんいじょう)
補中益気丸(ほちゅうえっきがん)衛益顆粒(えいえきかりゅう)
八仙丸(はっせんがん)
イーパオ(益宝)
衛気を高めるために
衛気(えき)不足は、現代日本人の生活環境やストレス、食生活の乱れに起因するといっても過言ではありません。衛気(えき)を高めるには漢方薬に助けてもらうだけではなく、生活習慣の見直しも必要です。
クーラーが効き過ぎた部屋に長時間いない!
クーラーに慣れてしまうと、体温調節機能が低下、汗腺機能も弱まり、外気の温度に耐えられなくなってしまいます。また部屋を閉め切っているので換気も悪く酸素が欠乏気味に、乾燥しているのでウイルスも繁殖しやすくなります。
ストレスをためない!
ストレスは心だけでなく、体のいろいろなところに影響を与えます。 ストレス発散方法には体を動かしたり好きなことをする事などがありますが、例えばジャスミンなどの良い香りに包まれるだけでもスッと抜ける場合もあります。ストレスは都度上手に発散し、貯めないようにしましょう。
冷たいものや生ものを食べない!
冷たいものを食べたり飲んだり、生ものを食べると胃腸を冷やしてしまいます。 日本は高温多湿という風土で、ただでさえ汗とともに気が抜けてしまいやすいので、体力が落ちて体がだるくなるのです。体の中を冷やすとこれを助長してしまいます。
外にでて軽い運動を!
外気に触れて、軽い運動をする事で、人間本来の防御力・免疫力・環境適応能力を高めましょう。 また、自然の光を浴びる事で体内リズムも整ってきます。人間も大自然の一部であることを忘れないようにしましょう。
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