風邪3タイプ
季節の変わり目は、とかく体調を崩しがちです。予防をしていたのに、風邪をひいてしまうこともあります。 「熱」「頭痛」「のどの痛み」「鼻水」「せき」「悪寒」など、風邪の症状はさまざまです。 中国漢方では、そのひとの症状に一番適した漢方薬を選んでオススメしています。 風邪のタイプは3タイプ。
さて、あなたは何色の風邪でしょう?
のどが赤く腫れている、鼻水や痰が黄色く粘りがある、赤い顔をしてフウフウいうような時にはからだの熱を冷ましながら発汗させる方法が有効です。抗炎症作用のある天津感冒片(てんしんかんぼうへん)をオススメします。
板藍茶(ばんらんちゃ)を併せて飲むと尚良いでしょう。
★のどの腫れ・痛み
★発熱
★頭痛
★のどがイガイガ
★のどが渇く
ぞくぞくと悪寒がして、水っぽい鼻水が出る、のどの腫れや痛みはあまりない、という風邪の初期には、 からだを温めて発汗させる葛根湯(かっこんとう)を暖かいお湯で飲むことをオススメします。また生姜湯(しょうがゆ)を併せて飲むと尚良いでしょう。
★全身に筋肉痛
★透明で水っぽい鼻水がでる
★悪寒(寒気)がある
下痢や嘔吐、食欲不振をともなう、胃腸型の風邪の時には、体内の余分な水分を取り除きながら胃腸機能を整え、 軽い発汗作用でウイルスを外へ追い出す勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)がオススメです。食欲のない時は晶三仙(しょうさんせん)を併用しましょう。
★吐き気
★食欲不振
★おなかが痛い
★軟便または下痢
Hot一息
しょうが湯
体が温まり、発熱・発汗で失った水分を補給します。カップにおろし生姜を小さじ1/2と、砂糖かハチミツを小さじ1入れて熱湯を注ぎよくかき混ぜて出来上がり♪ 大根のはちみつ漬け
せきとのどに優しく炎症を和らげてくれます。昔からの方法も
体に優しく
ほっとします。大根を1cm角のさいの目に切り、熱湯消毒した器に入れ、大根が浸るまでハチミツを加えて半日置きます。そのまま食べても、汁にお湯を加えて飲んでもOK♪
風邪は万病のもとです。
まずはひかない予防として、手洗い・うがいを習慣にしましょう。
またお部屋の換気や加湿器で湿度を保つ事も大切です。
風邪をひいたかな?と思ったら
体を休め、養生しましょうね!